【聞こえない声】

なんだか変な方向へ行ってるね…。
いろんな考えを持つ人が来ているのは良いことなのですが、まずは現状把握を。

250人しかいない村で、外部といえば言葉の通じない人がごくたまに1人ふらっと現れたりするだけ。
それで鉄ができたとして、原始時代の脱却は無理でしょう。
宗教も、人口を考えればモラーラ達は既にかなりの大組織です。

未来技術村では、マーケットに行けばどこからともなく食料が運ばれてきているわけではありません。
職業を分化するにしても、まずは食料を作る人。
250人分の食料を用意できるだけの人がまず必要です。

クックルーさんたちは2日の狩で100食分ちょっとぐらいの食料を手に入れられるようです。
一日二食として、50日分。
数人で狩に行ってますから仮に5人として、2日かかってるので5倍の人を養えることになります。
狩の達人のクックルーさんでそれぐらいです。

鹿が安いことから、他の食糧生産と比べて、狩が生産性に著しく劣ることはないと思われます。
大体、狩と同じぐらいのペースで食料が手に入るとすると、男たちのほとんど全員が食料調達に携わっていることになります。
女たちは家事・育児、さらに果実や薬の採集、糸・布の作成などがあるでしょう。

食料が全体的に安いのは、ほとんどの家では食料を自分で調達しているからだと思われます。
モラーラたちのように食料調達がヘタな人もいますから、村全体として見た食料の余裕は少ないはずです。
そのうえさらに、食料の余裕は人口の増加に費消されることになります。

上記の理由により、食料調達にならない職業に多くの労力はさけません。
鉄を作って食料と交換してもらうとして、その交換すべき食料が不足しては意味がないのです。

…というようなことを無視して話を進めようとしても、上手くいかないと思いますよ。

【ないしょ話ここまで】