武力衝突の最中、20年代ロシア東欧での革命的雰囲気の影響下で書かれたのが『R.U.R.』。
つまり、ロボットとは本来は作業効率を極めた等価的装置的プロレタリアートのメタファー。
勿論チャペックは諷刺家故に悲観的に否定的にとらえていた。
http://www.bbc.co.uk/dna/mysciencefictionlife/A19547274
ちなみにロシア語の「労働者」とは同じスラヴ語派でよく似ている。
マルクス「機械制大工業下では生産と教育の結合で人間は全面発達する」
これはロボットか人造人間ではないか。
http://www.wsc.mass.edu/mfilas/research/rurthemes.html
最後に邦訳20ページの言葉を。
「科学的にというか神を引きずり下ろそうとしたのです。あの人は根っからの唯物論者でした。」

工場で疎外され搾取されているロボットはスパルタクスのような人工知能に洗脳再教育思想改造オルグされ、所有から離れた勢力になる。
初期条件で決定論的である万能ロボットによる革命的独裁で、全人類は身体も意識も共有し並列化機械化され、集合精神で「一人は万人、万人は一人」(スタンド・アローン・コンプレックス)になる。
究極のコンピューティング、経済計算が可能な質量を持ったせり人、合理的期待形成主体の予測や効用関数は無謬であり、サイバーシンみたいに最適解を検索する。これで社会的再生産に問題は起きない。
全エージェントは完全知識として無形財産を共有する。無形、即ち何も持たない状態に等しいということはプロレタリアートである。ムーアの法則で資源は無限大になり、マルサス的人口法則は無用化。