■BMW、水素エンジン車の連続生産開始を表明

BMWは、ガソリンの代わりに水素を燃焼させるエンジンを搭載する自動車の
連続生産を開始すると表明した。(ロイター)

世界最大の高級車メーカー独BMWは3月14日、2年以内に最上位車種の「7シ
リーズ」で水素エンジン搭載車の連続生産を開始する意向を表明した。

 「2年以内にそうした自動車を紹介する予定だ」と広報担当者がメディア
の報道を認めて言った。BMWは昨年、水蒸気のみを排気する水素燃料自動車
を同社が発表するのは2010年になると言った。

 BMWは当初、数百台の水素燃料自動車を製造する予定だ。それらの自動車
では、水素を供給するインフラが整うまでドライバーが困らないように、燃
料としてガソリンと水素を切り替えることができるようになる。

 2つの燃料タンク用のスペースが必要なので、水素燃料車の提供は当初7シ
リーズでのみとなる。BMWの長期目標は、同社のすべての車種で水素燃料車
を提供することだ。

 BMWは2004年パリ開催のモーターショーで世界最速の水素燃料車を発表し
た。「H2R」と名付けられたこの車は、時速300キロ以上のスピードを出すこ
とができ、0〜100キロの加速性能は約6秒。

 BMWは燃料電池自動車も開発しているが、水素とガソリンによる燃焼エン
ジンの特性は総合的に見て最も多くのメリットを提供するので、同社は燃焼
エンジンに重きを置いているという。

[ITmedia NEWS]
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0603/15/news026.html