まぁ現在でもパイプカットとか卵管結紮とか、性欲と性交能力を維持したまま
避妊が可能な手術が男女ともに行われているから、夫婦で2人の子供を産んだら
避妊手術を受けるよう法律で義務付ければ無軌道な人口爆発は起こらない。
2人っ子政策を取るのは、不老であっても不死ではない以上、人間は永遠には
生きられないし、いかに長くとも「寿命」というものが存在するのなら、
次世代を育てなければ国が消滅するから。

では、不老長寿時代の寿命はどのぐらいだろうか?
自己再生する細胞の分裂不良がすなわち老化現象だが、遺伝子を加工して
細胞の分裂限界を無くし老化を防いでも、脳細胞や胸腺等の再生不可能な
部品はやがて動作不良を起こす。老人性痴呆症はその発症理由を考えれば、
いくら肉体年齢が20代であろうとも、実年齢が80才を越えれば発症の可能性
がある。これは細胞分裂の無限化とは別の技術で、シナプスの再構築を
行えるようにならなければ、老化そのものは防げても寿命の延伸には繋がらない
だろう。せいぜい120才を越えればみんなボケてしまうのでは意味がない。
脳の機能低下を乗り越えても、次は胸腺ホルモンの低下問題がある。これを
なんとかしなければ、若さを維持できてもキラーT細胞の暴走により、常に
内臓疾患を起こすことになってしまう。

そういう様々な問題を乗り越えて、とりあえずここでは不老者の寿命を800才と
仮定しよう。なんの根拠もないけど(w
現代日本の一学年当たりの人口を150万人とすると、×800年としても12億人。
とても日本に住めない。しかし、世代毎に人口比率を平均化するように
しなければ、最初の世代が800年の寿命をまっとうして死に始めたら、急激な
人口減に見舞われる。もし日本に住める人口の限界が4億人程度だとすれば、
4億/800年で、一学年当たりの人口は50万人まで抑制しなければならない。
現在の水準でいえば、子供を産みたいと望む人の3人に2人は諦めてもらう
必要があることになる。さて、何を基準に規制しようか?