地底都市・海底都市・海上都市
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0090^@kj7^@kj7 ◆VswWSpFPH2
2008/01/22(火) 22:43:12ID:+9TuGNIu>>89の続き
『新・核戦略批判』(岩波書店:豊田利幸)
−168頁〜169頁−
辛うじて、蒸し焼きを免れ、数週間、核シェルターに
閉じ籠っていた人が地上に出たとき、何が待って
いるのか。確かに外の「死の灰」による放射能は、
核爆発直後に比べて大幅に弱まっているのだろう。
だが、誘導放射性物質の働きは依然として残って
いる。これに触れ、或いは呼吸すれば、長期に渡る
放射能障害を受けることになる。
それよりも深刻なことは、周りに累々として横たわる
屍体の山、傷病者の群れが手付かずの状態にある
ことである。屍体の処理、傷病者の手当てをする者は
誰もいない。核シェルターで難を免れた医師、看護婦が
治療に当たろうと思っても、医療施設、医薬品は
なきに等しい。核攻撃を受けなかった都市や地方から
救援を頼もうとしても、通信・運輸の全国ネットワークは、
恐らく完膚なきまでに破壊されているのだろうから、
それも到底期待することができない。それに一都市だけ、
しかも一発だけの核攻撃などと言うことは殆ど考えられ
ないから、国全体が、軍の中枢部を除いて、大混乱に
陥ることは必至である。いや、軍の中枢部も実際上
大きな混乱を免れないのであろう。
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