>>510
原子炉は大抵ウランまたはプルトニウムを核分裂させる。それらは少しずつ勝手に
崩壊して中性子を出す。その為1箇所に集めると崩壊した原子から出た中性子を
吸収したウランやプルトニウムは核分裂が誘発され吸収したより多くの中性子を出して
崩壊する。崩壊するとストロンチウムなどのほかの原子に変わる。
その時に出る高温で水を蒸気に変えタービンを回すのが原子炉。
原子炉は放っておくと爆発するので中性子を吸収するホウ酸やカドミウムで出来た
制御棒を使って核分裂を抑制する。

核融合炉は原子炉とは逆に核融合を起こしてエネルギーを得る。水素、重水素、三重水素
などを1億度の高温にする事で核融合反応を起こしてヘリウムなどの原子核に変わる。
その時に出る中性子や熱を利用して発電などを行う。
核融合炉は1億度の高温を保つのが至難の業で燃料を外壁などに触れさせるとたちまち
温度が下がって反応が止まる。そこで磁場で封じ込めたり燃料を小さな風船に積めてレーザーで
八方から圧縮する方法が取られる。

原子を融合しても逆に分裂させてもエネルギーが得られるように見えるがストロンチウムを融合して
ウランにしても熱は生まない。原子核は鉄が最も安定していて、鉄の原子核は核反応によって
熱を出すことはない。核融合・核分裂を繰り返すと最終的には鉄に落ち着くことになる。