CCVなら空力的安定性を無視して何でも可能ってのは有る意味において正しいかも知れない。
しかし、それを成り立たせるためにどれだけデータを蓄積しなければならないか?
コンピュータを使用すれば試験飛行のリスク云々と同じで実験してデータを集めてソフト
を作ってそれを又検証するための実験をしてというループを何度も繰り返す必要が有る。

そんな事を草の根ベースの開発で出来るかね?

仮に出来たとしよう。
ではあのメーヴェの形であるメリットって一体何か?

全翼式の利点というのは胴体や尾翼を無くす事による抵抗の減少だが、逆に
空力中心の大きな移動には対応出来ず、フラップを装備できない為に着陸速度を
下げられない。
とか、迎角を取ろうとして上げ舵を取ると主翼全体では揚力が減少してしまうと
いった困った事象も発生する。

水平尾翼の抗力(下向き揚力)が無くしたければライト兄弟やルータンと同様、
カナードにすれば良い。

軍用機が全翼形状を欲しがるのはレーダーへの投影面積を小さくしてステルス性
を高めるという目的が有るために他の全てを犠牲にしていると言って良い。
しかも開発途中で墜落事故も起こしている。