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それは「千と千寿の神隠し」で宮崎が皮肉った日本人=「顔なし」
の発想だ。要は十分な予算があれば火星に行けるというものではな
い。端的に言って、有人火星旅行というの現在の人間の科学技術力
を超えた位置にある。

たとえば現在のところ、無重力空間での人間の最高滞在記録は十
分な運動を行ってもおおよそ1年、対して火星へ慣性飛行を行っ
た場合、大体1年半はかかる。つまり、火星旅行には、人間の耐
久時間内に火星への航行時間が可能とするための惑星間宇宙船用
の非液体燃料型の新型推進システムなどの開発なども必要となる
わけで宇宙船の開発にはこれまでの宇宙開発の考え方では考え付
かないような革新的な技術の開発が必要となる。つまり、お金で
解決できるといった問題ではなく、頭を使えというわけだ。