続き(資料価値を優先したために文章が長いので、時間がある時にでも読んで下さい。)

現在主火器として広く使われているアサルトライフルですが、
もし、全てのアサルトライフルに消音器を装備した場合、消音器を有効にする為の
整備の時間まで取られてしまいます。
警察機構、軍隊ともに好ましくありません。
また、そこまでして音を消さなければならない状況は、前述の通り少ないのです。

サブマシンガンについては、警察機構や軍隊などが装備する場合はあまり多くありません。
むしろ、テロリストが装備することの多い種類になるでしょう。
だから組み込んでいないというのもあると思います。
また、射撃弾数が自然に多くなりますから、
整備上の問題もかなり含まれているのでは無いかと思います。

これは、全ての火器に言えることですが、構造上商品に消音器を組み込んでしまった場合、
テロリスト、犯罪者がこれを使用する可能性が非常に高くなります。
合法非合法問わず火器流通の現状を考えると、合法組織のみに消音器を組み込んだ銃を
配備することは非常に難しいところがあります。

ベトナム戦争当時だったと思いますが、中国で微音拳銃という、
銃そのものにサイレンサーを組み込んだ銃が開発されたそうです。
パウダー量を弾速が音速を超えないよう調整され、銃身に消音器を組み込んだ銃です。
これが主流にならなかった理由は、恐らく、消音器を必要とする状況が
非常に限定された状況であるからでしょう。
使わない機能がついた銃は流行らないものです。
技術的には可能、という話で。

ちなみに僕の知識での話ですが、弾速が超音速でも結構意味はあるようです。
むしろ着弾音の方が問題なのではないかと思われます。
また、消音器は構造上、僅かですが弾速を落としますから、
音が出ても良いから長距離高威力が必要な場合には邪魔になるでしょう。
以上が、全ての銃に消音器を組み込まない理由として考えられます。