はっきり言おう。死後の世界は存在しない。
死んだ人間を冷凍保存(コールドスリープ)しておいて、何十年も経ってから蘇生した場合を考えてみてほしい。
今のところ冷凍人間の蘇生の成功例はないが、犬やマントヒヒでの成功例はある。
もし人間がコールドスリープから蘇生したなら(動物実験では成功しているので人間でも成功する可能性はある)、
もし輪廻転生や死後の世界という宗教的な概念が実在するとすれば、その人間の肉体には別の魂が宿ることになるのだろう。
ただし、少なくとも感情や記憶は脳が作り出しているものだと科学的に証明されているので、
生き返った人間の人格や記憶は死ぬ前と後で共有されているだろう。
そう考えれば、仮に魂は異なっていたとしても、脳が同じであれば、自分が「自分」と認識するモノ(意識)が同じであると言える。
つまり、宗教でいうところの「魂」があろうとなかろうと、肉体(脳)が滅びれば「自分」も消滅するわけだ。
したがって、死んだ時点で「自分」の全てが終わる。
要するに、死後の世界は存在しない。