アメリカは耐空性の検査をするのにexperimental(実験)という
カテゴリーが有って、型式証明を取らなくても耐空証明が取れる制度がある。
この制度は自作の飛行機や軍用機などの民間転用などにもかなり弾力的に運用
されて、色々な草の根ビジネスを育てるゆりかごになっている。
基本的にMig21なんて大金持ちの物だが、第2次大戦中のパイパーカブ
なんて連絡機なんかをサラリーマンでもコツコツメンテしながら乗ってる
人も居る。

日本の耐空性審査基準にもX類と言うのが有るが、これはお上の解釈によれ
ば、薬剤散布のヘリコプターなど、もともと耐空性の有った機体が改造に
よって耐空性を失った場合に適用されるカテゴリーであって、そもそも民
間の耐空性を持たない機体には耐空検査そのものを受けさせてくれない。
そもそもなんでXなのか?という疑問は有るが、、、、?

そういう飛行機は、実験機としてその都度飛行試験の空域や操縦者の指定
された範囲でのみ許可を受けて飛行する事になる。
従って、基本的には決まった飛行場の範囲でブンブン飛び回るだけ。
よその飛行場に飛んでいく事は法律違反になる。
マイクロライトなどは、その範囲で、少々手続きが簡略化されたに過ぎない。

外国からの輸入機について書いてる奴が居たが、これは知識が不十分。
前述のExperimentalクラスの機体は日本では門前払い。
基本的に外国政府の発行した型式証明を国内の型式証明と同様に扱って
検査の項目を減らしたという事。