意味も理由も人間が作ったものであり、人間以外にはまったく必要の無いもの。
はっきり言うとあらゆる物には意味も理由も無い。何も無い。全く無い。無。
そんなものを必要とするのは人間だけである。
どのような考えも理論も所詮は人間の空想であり思い込みにすぎず、実は無くて
いいものであり、もちろんあってもいい。
そうして自らの作り出した「死」と「生」の価値を踏みにじり怯えて滅びた後は、
また新たな種がそれを継ぐ。そうしてあらゆるものは永遠に繰り返していくわけだ。
そこには意味も理由も無い。

人間はそこにあるもの全てに意味と理由をつけなければ不安でたまらないらしい。
だから意味のわからない「死」を恐れ、まだ実体のある「生」を尊ぶ。
何もかもに意味と理由があると思い込んでいるからそのような恐怖が生まれるのだ。
当然、我々は人間として生まれてしまったのでその「意味と理由の混在する世界」で
死と生に怯えながら生きなければならない。これは相当な苦痛である。
しかし、人間にはこの世界を「思い込む」ことができる強力な能力がある。そして
生に最大の理由と意味を見出せる何かを見つけられれば、思い込みに力は、想像する力は
私達に恐怖に対抗する力を与えてくれるはずだ。人はこれを「夢」という。

意味も理由も無い世界に「夢」を見つけよう。
そうすれば、自己満足の世界でなかなか自虐的に生きていくことができるだろう。