猫耳・しっぽ付のメイドロボットが、甘〜い声で優しく起こしてく
れる世界に、目覚し時計など必要だろうか?もちろん起きてからも
仕事に行く必要などない。メイドロボットが淹れてくれた紅茶をゆ
っくりと味わえばいい。この上なく幸せだ。
そう、あの日、今から2年の後、一撃の下に人類を滅ぼしさる小惑
星の衝突が、避けられない運命であることに気付いてしまってから、
ようやく人類は人間らしく生きることを発見したのだから。