私には、眠ったまま起き上がって布団の掛け具合を直したり、
歯磨きをしたり、朝食を作ったりする、とっても悪い癖がある。
本人は夢を見ているつもりなのに、現実に体が動いてしまっている、
いわゆる夢遊状態で、子供の頃からの悪い癖で、未だに治らない。

運転免許をとりたての頃、一番本人が悩んだのは、
夢の中で愛車を運転しているつもりで、本当に車を走らせてしまっているケース。
何かの拍子で目が覚めて、自分がどこを走っているのか分からなくなり、
びっくりして戸惑うことが度々あった。

最近は、車を運転していて眠くなると、
そのまま寝た状態で車を運転することにしている。
眠った状態と言っても、無口になって目が据わったように見えるだけで、
目はきちんと開いているし、目配りや運転操作が緩慢になることもない。
半睡眠状態での運転は、疲れが少なくて心地よい。
眠っている状態なので、それ以上居眠り運転などをする危険もないので、
安心してぐっすりと寝ていられる。
眠っているうちに、いつのまにか気が付くと目的地に着いているのだから、
とても便利な超能力だ。