>>474
弘法大師空海が日本に伝えた、仏教系の魔法技術の集大成とも言える、
真言密教で使われる金剛密教法具は金属製です。
密教のルーツは、チベットの仏教などにあるようです。
チベットでは、天から落下してくる金属を加工して作られた装身具をトクチャと呼んでいて、
幸運をもたらすもの、悪霊を払うものとして、神聖視しているようです。
悪魔払いの役目を持った金剛杵の中には、隕鉄を鋳込んだケースも認められるため、
もともと、密教系の魔法の法具は、隕鉄を鍛造して作られていた可能性が濃厚です。

これらを、手に持って適切に振り回せば、
人の脳に対して、隕鉄特有の磁気が一定のパターンで作用を及ぼして、
様々な精神状態へと誘導するためのツールとして、有効活用できることが考えられます。
つまり、密教の魔法技術の幾つかは、非科学的な迷信とは言えないようなのですが、
隕鉄を鍛造して作られていない法具を用いても、あまり効果は得られそうにないため、
金剛密具の形だけ似せて作って使っていても、意味がないことになります。

一般に知られている魔法の杖と呼ばれるものもまた、
隕鉄製の磁気パワーを持ったものでないと、うまく有効に機能してくれないため、
魔法の儀式が、御利益のないただの迷信的な行為になってしまっていることがあります。

もちろん、効力を持った本物の法具かどうかは、
脳に対して適正な磁気刺激を加えてくるかどうかで、感覚的にそれと判るし、
磁気を測定することによって、科学的にも明らかにできます。
そして、経験的に判る感覚と、科学的な測定結果が、ピタリと一致することから、
この推論が正しいことも、確かめられるのです。