>>461
人間は言語を話す動物ですが、言葉を話す能力を学習する過程が、
遺伝的にプリセットされていることが判ってきました。
この、プリセットされた学習様式に基づいたプロセスを踏んで言語を学習すれば、
まったく努力する必要もなく、自然にスムーズに母国語として習得できますが、
日本人が中学生になってから英語を学習するような、
遺伝的にプリセットされた学習プロセスを踏まない、不自然な習得方法を採った場合には、
多大な意識的な努力を払っても、なかなか学習が進まない事態を招きます。

言語を習得する、遺伝的にプリセットされた学習プロセスは、生まれた直後から働きはじめて、
まず、言葉以前のエンパシー能力が発達し始め、次にヒアリング能力が身に付いていくようです。
赤ん坊の頃の、ヒアリング能力が発達する一定の期間を過ぎると、
脳の中の、ヒアリングに関連した神経の配線が、固定されてしまうため、
中学生になってから英語のヒアリング能力を身に付けようとしても、大きな困難が伴うようです。
学習=脳の神経の配線の発達は、遺伝的にプロセスが決定されていて、
これに逆らった、ナンセンスなことを試みようとしても、多大な努力を求められてしまうわけです。

じつは人間には、言葉=音声のシンボルだけでなく、図形的なシンボル=文字や、
擬人化したシンボル=神様や天使や聖霊の類、を学習するための専用のプロセスが、
遺伝的にプリセットされていることが、生命情報学系の解析手法から明らかになってきました。
つまり、象徴的な擬人化されたシンボル=神様を学習して、脳にインストールするための、
専用の学習プロセスが、遺伝的にプリセットされているため、
人類は宗教という精神文化を持つことができる、というのが、現時点での私達の結論です。

神様を学習するプロセスとは、なにかというと、古来から伝承される神話の物語です。
言葉というシンボルが、社会的に伝承される文化的なものであるように、
神様というシンボルも、社会的に伝承される文化的なものです。
そして、遺伝的に定められた、専用の学習プロセスが用意されている点でも、
両者は共通しているようです。