というか排気(水蒸気しかもほぼ純水なのでかなり強烈な腐食性を持つ)の問題と
発熱の問題がかなり深刻かと。
さらに付け加えるなら高濃度のエタノールは劇薬で液漏れが起きたらかなり深刻。

構造的に吸気や換気を意識しやすい自動車やコジェネならわかるが、
携帯機器には正直向いていないと思うのだが。

たとえばパソコン本体は相変わらずリチウムイオンなどの二次電池を使用し、
ACアダプタの代わりあるいは共用としての燃料電池モジュールが添付される
とかならわかるのだが。
これなら電源のない場所でも数時間〜数日の連続稼動や充電も可能だろうし。

PC本体に燃料電池を搭載したマシンも出て来るだろうけど、
こういうのは今の松下のプロノートFGのようなヘビーデューティーな用途や
自立性を要求される特殊な用途向けのマシン専用だと思う。

それに燃料電池のエネルギー効率の高さというのは、廃熱まで利用した場合の
総エネルギー効率が80〜90%に及ぶのであって、単に電源として使用する場合は
実はあまり効率は高くないという実態もある。
つまり電熱併給のコジェネに使うなら夢のエネルギーサイクルと言えるのだが、
電子機器の動力に使う場合は必ずしもそうとは言えない。

自動車は他の廃棄物などの汚染をほぼゼロにできるというメリットがあるから
熱の利用は捨てても環境的に大きな意味があるので推進されているわけであって、
熱を利用しなければ効率は40%以下で実は現在のレシプロサイクルと大差ない。