>>284

ダイレクトメタノール型の燃料電池だな。
負極で直接メタノールから水素イオンを取り出して
固体電解質で水素イオンを伝導して陽極で酸素と反応させるんだが
水素イオンを良く通す固体電解質は水で濡らす必要がある。
今のところはな。
するとメタノールって水に良く溶けるから水素イオンだけでなく
メタノールも陽極側に移動してしまう。
そして酸素と反応する。普通に燃えるわけ。
そうなると燃料電池としての反応に寄与しないメタノールがあるわけ。
だからエネルギー密度的には濃いメタノールを使いたいんだが
そうすると固体電解質に溶けるメタノールの量も増えて効率が低下する。
薄いとエネルギー密度が低くなる。
また大きな電流を取り出すには内部抵抗を下げなくちゃいけないんだけど
そうすると固体電解質を薄くする必要がある。
だけど薄くすると負極側にある燃料のメタノールが陽極側の酸素と反応する量が多くなり効率が低下する。

要は水素イオンだけを伝導する固体電解質がないわけ。
水素イオンを良く通す固体電解質は水で濡らして使うことが多いんだが
水分子とメタノール分子は大きさが同じぐらいだから空孔の制御じゃ選択制が得られない。
今までとは異なる原理で水素イオンを伝導する固体電解質が必要になるわけだな。

これはちょっと前の情報だからそろそろ解決できたのかも。