あれを、(人形兵器を指差し)人形兵器の試作型です!
(兵器に指示をだす)全高18メートル、屈高7メートル、全面部面積36平方メートルの鉄の巨人です!

(呆然とする軍担当者)、、、、、、予算が降りたんですか、、、いえ、続けて下さい。

 この、(兵器に近寄る)全面の被弾予想される部位には、主力戦車なみの装甲を施し。更に側面!
(肩部分固定シールドを指し)敵を正面にとらえれば、この兵器は右側面を敵にさらし、半身になっての撃ち合となるのです!

(気押される軍担当者)そ、それに何か意味が、、、?

 むろん、(兵器を横から見える位置に移動)シールド部分に至っては主力戦車装甲の2倍に及ぶ装甲!
人形兵器は半身になるだけで、(側面を指差し)被弾面積を二分の一以下にする事が可能!
 そして、側面の大半をシールドで覆う事で、驚異的に被弾率を下げる事に成功したのです!(兵器に盾構えて機動を指示)

(上下にゆれる軍担当者)ててて、敵の撃破は、は、はわ。

 被弾率を下げる為、戦車は車高を低く設計されている。
しかし、(兵器に武器を構えさせる)この兵器の射撃位置は平均10メートル! 
装甲に使用される跳弾効果を無効化し、なおかつ被弾面積の大きい上面部がさらされるのです!(息継ぎ数回)

(慣れた軍担当者)運用、、、出来るんですかねぇ、、、。

ふっ、(図面グラフを懐から取り出し)他の兵器や工作機械を作っている資源的余裕はありません!
この兵器のみを大量生産すれば、整備、補給、人員の育成、全てにおいて試算5分の3に納める事ができるのです!
 また、(建築資材を組み立てる人形兵器を差し)戦略地点の制圧時に、軍事拠点の建設が今までの3倍の速度で、
補給路の建設作業も従来の2倍以上の速度で可能、人間の100倍を超えるマンパワー!
 これらを持って、電撃的な作戦展開を実現できるようになったのです!(少し鼻血も出た)

(首を捻る軍担当者)え〜、我が軍の実状をよく御存じなのは解りましたが、、、ほら、雨が降りそうですし。
また今度、説明の続きを、ということで、じゃぁ。(荷物をまとめて立ち去る)

 大量生産、大量投下による、高い互換性、生産性、経費の節約!
 これらを現実にする、高い汎用性を持ったこの兵器こそ、、、、、、。
(軍担当者に追いつけず離れて行く)