>>78
現在は、もっと広い視点で
凝集体内での低エネルギー核反応の異常現象の可能性を追求している。
凝集系核科学(Condensed Matter Nuclear Science)と言う方が的を得ていよう。

近年、極めて有意な実験結果が得られ始めている。
世界的にも見直しの機運が高まっており、
事態は少しずつではあるが、しかし確実に動き始めている。

3月に凝集系核科学国際学会が発足し、
第一回目の学会賞(Preparata賞)が本分野への貢献度が高い研究者に授与された。
4人中2人が日本人であることからわかるように日本の本分野に対する貢献は
世界で群を抜いており、今後も主導的な立場が期待されている。
なお、会長は選挙により日本人が選ばれている。

イタリアでは国家プロジェクトが始動し、シエナに研究所が設立されている。
アメリカでは、エネルギー省が再評価に着手した。
ヨーロッパ・アジアはアメリカとは方針が違い、
アメリカを除いた国々で国際共同プロジェクトを立ち上げようとしている。
また、国際会議は、これまで10回行われており、
次回は10月31日よりフランス、マルセイユで行われる。

日本では原子力学会に「サブkeVエネルギー領域での凝集系核現象」
専門委員会が設置され、04年春の年会で企画セッションを行い好評を得た。
また、固体内核反応研究会(JCF)が設立されており、
次回は、来年春に東京工業大学で行われる予定である。

一般書としては、学研の「日本発次世代エネルギー 多湖恭彦」が最も新しい。
9/3に熱・電気エネルギー財団主催の一般向けシンポジウムが開催される予定。
ttp://www.teet.or.jp/11.html

質問があれば、わかる範囲でできるだけ答えます。