デスクトップ核融合装置の開発に成功

カリフォルニア大学ロサンゼルス校の物理学者、Seth Putterman博士の研究チームが、
常温で「核融合」反応を作り出すトースターサイズの装置の開発に成功したそうです。
今回の実験で鍵になったのは、「lithium tantalate(タンタル酸リチウム)」の焦電気性結晶
というものだそうです。この結晶が冷凍状態から室温状態に加熱されると強い電場を作り出し、
重水素イオンのビームを光速のおよそ1%まで加速出来るそうです。
この加速されたビームを重水素核を含んだ標的にぶつける事によって核融合反応が生じ、
「ヘリウム-3」が作り出されています。反応によって生じた中性子数は1秒当たり1000個ほど
だったそうです。"
"この装置は、反応を起こすために投入されたエネルギー以下の量しかエネルギーを
生み出しませんので、発電用途には向きませんが、現在の、大量にエネルギーを必要と
する巨大で高価な粒子加速器を使った中性子発生源を置き換える事になるかもしれない、
と研究者は語っています。
また、この装置はエックス線も生み出すため、将来的にはより小型化した装置を身体内部
に送り込み、腫瘍部分にだけ放射線を当てることに使えるかもしれないそうです。
宇宙探査の分野でも、先頃月に到達した欧州宇宙機関(ESA)の「SMART-1」などの様な
イオン駆動装置を使った宇宙船にこの装置を応用することによって、その推力を増加させ
スピードアップさせることが可能かもしれない、とコメントされています。"
http://slashdot.jp/science/05/04/29/0547258.shtml?topic=62
「UCLAで常温核融合成功、ただし発生エネルギーは少量」
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050428302.html