東海村の臨界事故について
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0218オーバーテクナナシー
2006/09/13(水) 02:55:25ID:okw/g2aoJCOネタ?例のかなり前のバケツで臨界?それなら話見えるけど。
あれ、俺が院生だった頃の事故だよなぁ。俺は物理系だったけど、
本物の物理学科じゃなかったので、後輩の本職に聞いてみたよ。
曰く、「溶液にすると臨界量が減る」。つまり、減速材が入ることに
よって連鎖反応が起こりやすくなるそうな。
比喩的解説:減速材と核分裂反応
一般の文系マスゴミ的レベルの解説では、たとえばウランの場合は235Uに
中性子が入射すると核分裂を起こしてエネルギーと中性子、分裂原子核に
なると言っています。これは間違いではないのですが、235Uに中性子をブチ
込むと必ず分裂反応を起こすというわけではありません。
実は、分裂した時に出る中性子は、次のウランを分裂させるには「速過ぎる」
ことが多いのです。速過ぎると突き抜けちゃって反応なんか起こらないんです。
「適度に」遅い中性子が235U原子核に突っ込むと、突き抜けることができず
に捕らわれてしまい、途端に原子核さんは風邪を引いてクシャミ(核分裂)を
起こします。クシャミから出てくるツバ(中性子)は速過ぎるので、これを
(中性子)減速材と呼ばれる物質(ぶっちゃけ水でいい)でナダめて次の原子核
に風邪をうつす、これが連鎖反応です。
余談:日本の原発:沸騰水型軽水炉(BWR)
日本の商用原発の大部分は沸騰水型軽水炉という形式です。減速材と
して軽水(普通の水)を使っています。あまり圧力をかけていないので、
規定以上に炉心温度が上がると冷却水が沸騰して気泡(水蒸気)が増え、
減速効果が減少して核反応を抑制します。これをヴォイド効果といいます。
原子工学科出じゃない素人の俺には、一次冷却水を圧力容器の外まで
出すBWRは建屋を破壊するクラスのテロに対しては被害皆無で済む可能性
が低いんじゃないかと思うんだがいかが?ボカチン喰らってもメルト
ダウンなんて起きなさそうだが。
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