救急車で運ばれた彼は、自分で歩いて病室へ。初めはそれぐらい元気だった・・・。
症状に変化が現われたのは、役1週間後。
全身の染色体が破壊され、まず白血球が全滅 無菌室へ。
この頃はまだ、家族との会話もできる状態だった。
皮膚の再生が止まり 被爆から数週間後、全身の肉が剥き出しの状態に。
人工皮膚の移植が続けられたが、体は受け付けなかった。
妹の白血球を移植、体内の白血球は一時増加するが・・・
ゾンビ化した他の抗体組織により妹からの白血球が駆逐され再度欠乏。
重度の被爆により身体からも放射能が発生していたことが判る。
体内からの放射線により、妹から移植された僅かな白血球さえも染色体が破壊された。
全ての体組織の再生がストップ。次第に衰弱していき、人工呼吸器をつける事に。
これ以降、家族との会話もできず、ただ 治る見込みの無い治療に耐える日々となる。
腸の内壁は破れ出血、内臓の粘膜は白濁してきた。
皮膚と腸からの出血により、体は毎日10リットルの水分補給が必要に。
放射線治療の世界的権威である東大教授をはじめ、優秀なスタッフの誰もが
「手の施しようがない」と解かっていながら、ただ崩壊していく体を
何とか保持するためだけの治療を続けた。
もはや彼の体は死んでいた。誰もが直感していただろう、「これはゾンビだ」と。

数回の心停止の後、家族の希望もあり以後の蘇生は行わない事に。
被爆から約二カ月後 死亡。

こないだNHKで今頃の時間帯にあったドキュメンタリーっす。臨界事故のやつ
あまりにショッキングだったのでよく覚えてます。
今年度のメディア芸術祭出展作品とか言ってました。

やっぱヤバイよ。原子力は。