>>31
まさに「アクセント境界と音韻の境界」を、完全にガン無視しないと、

「あの水戸と東京が、なんと同じ『関東方言』である(驚くべきことに通説だww)」

などとは、到底言えないわけで、
同じことを日本海側に当てはめれば、

「由利本荘と直江津は、同じ『越後方言』である」

と言えてしまうんじゃないか?という、一種の皮肉でもある。
まあ、アクセントに関しては、同じ東京式の範疇に入っているし、
下越より先は、基本的には北奥羽式のバリエーションだから、
茨城に入ると完全にアクセントが崩壊する太平洋側よりは、統一性が高い。
北奥羽のアクセント二次変化の癖は、
実は、中越などにも広がっているもので、さらに言えば、アクセント境界を跨いで、
富山や島根など、日本海側のあちこちで見られる。

現実論からすれば、新潟市を境界として、それより北は北奥羽方言とするか、
それこそ由利本荘まで越後方言としてしまうか、本当は「二択」だろうと思う。
鼠ヶ関は、太平洋側の勿来や白河などと同じで、方言境界としては、全く意味が無い。