調査レポート
中部地域におけるインバウンド消費の現状と今後の見通し
〜昇龍道を核に中部の魅力を世界へ発信〜

○ 2014 年に日本を訪れた訪日外国人は1341 万人と過去最高を更新し、うち197 万人が中部地域を訪れた。
これは関東、近畿に次ぐ3 番目の多さであった。中部地域のなかでは愛知県の訪問率が最も高く、123 万
人が訪れた。国籍別では、中国人の訪問が多かった。また、中部地域は、観光目的よりもビジネス目的で
の訪日者が多く訪れる傾向が見られた。

○ 足元の動向を踏まえると、2015 年に中部地域を訪れる訪日外国人は285 万人となり、インバウンド消費は
1829 億円となる見通しである。2016 年については、円安による割安感の高まりが徐々にピークアウトする
ことに加え、中国経済の減速感が強まってくることから、訪日外国人の増加テンポは緩やかになるとみられ
るが、それでも中部地域には335 万人が訪れ、インバウンド消費は2386 億円に増加すると予測する。