【名古屋駅再開発へ「リニア特区」提案 市・名鉄など共同】
朝日新聞 2014年9月3日17時36分
http://www.asahi.com/articles/ASG926D26G92OIPE01P.html

政府が募集している、特定地域の規制を緩和する「国家戦略特区」で、名古屋市が、
名古屋駅とその周辺を対象とした「リニア・スーパーターミナル特区」を提案していた
ことが2日わかった。

リニア中央新幹線開業に向け、名駅の再開発促進などを目的としていて、すでに再
開発を検討していた名古屋鉄道、三井不動産と共同で出した。

名駅の再開発をめぐっては、駅構内とレールより上の空間について、鉄道会社以外
の企業による開発が法律で制限されていたことが障害になっていた。

この規制により、名鉄名古屋駅の上部の開発に、名鉄と共同で再開発に取り組んで
いる三井不動産が参入できずにいた。

市は「名鉄の駅の開発が進めば、名駅全体の乗り換え機能が向上する」として、この
規制を外すよう特区で提案した。

さらに市は駅利用客の増加により、周辺でシティーホテルや国際会議場が不足する
と懸念。

建設を促進するため、ホテルや国際会議場など特定の施設の延べ床面積を、決めら
れた容積率(敷地面積に対する延べ床面積の割合)に算入しない緩和策を盛り込んだ。

特区の防災機能も強化。災害時の帰宅困難者対策として、民間のビルが帰宅困難者
を受け入れてけがをした場合などに、民法上の責任を免除できるような対策も盛り込ん
だ。