御堂筋に来月オープンカフェ誕生…規制緩和受け

2014年09月06日

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20140906-OYO1T50014.html

 大阪市のメインストリート・御堂筋の沿道に10月、オープンカフェがお目見えすることがわかった。市が進める規制緩和に伴う出店第1号。
市は「さらに出店を増やし、パリ・シャンゼリゼ通りのようなおしゃれな沿道に」としており、シンボルのイチョウ並木を眺めながら一息つけるスポットが次々と誕生しそうだ。

 市によると、カフェができるのは、中央区道修町の大阪ガス御堂筋東ビル前。京阪、地下鉄の淀屋橋駅にほど近い。ビル1階に入るパンケーキ店が、ビルと歩道の間の「公開空地」に、テーブルやパラソルを設置して営業する。
一帯はオフィスが集積しているが、土日の人通りは少なく、活性化が課題になっていた。

 国内で飲食店の屋外席は私有地内に限定されたが、2011年の都市再生特別措置法の改正で、自治体や警察の許可があれば、公道上を含めた公共的な場所で営業できるようになった。

 御堂筋でのオープンカフェ開設は、市が今年7月に施行した新たな要綱で可能となった。御堂筋には、歩道から後退させて建てられたビルが多い。
公開空地は私有地だが、公共的な歩行空間と位置づけられ、イベント開催時などを除いて利用が難しかった。新要綱では、椅子やテーブルを固定しないことなどを条件に、カフェやマルシェ(市場)の設置を認めた。

 御堂筋の規制緩和は、ほかにもある。今年3月には、最大60メートルとしていた沿道ビルの高さ制限を緩和し、事実上禁止していた共同住宅の設置も一部区間で解禁された。
将来は、6車線のうち側道の2車線を歩行者・自転車専用とする構想もある。市幹部は「いずれは今の車道部分にもカフェやマルシェがずらりと並ぶ、にぎわいの絶えない御堂筋を目指したい」としている。

オープンカフェ 道路や広場などの公共的な空間に席を設ける飲食店。発祥とされるフランス・パリでは100年以上の歴史があり、欧米を中心に定着している。