>その場で青木君に対する凄惨なリンチが始まる。「障害者のくせに生意気だ」と最初から青木君をリンチする目的で誘い出していたのだ。

顔、頭、足、腹・・・をところかまわず無抵抗の青木君を70回以上殴った。青木君の顎ははずれ、顔はたちまち原型をとどめないほど腫れあがる。

>意識を失いかけた青木君をAとBの2人は高さ60cmほどもあるコンクリート台から、プロレス技のバックドロップで頭から地面に叩きつけた。

>さらに別の場所に移動し、2回バックドロップを繰り返した。失禁して泡をふいた青木君をさらに1mほどの高さからコンクリートに頭を打ちつけた。

「障害者やから助ける価値がない」
「こいつは障害者だからすぐたぬき寝入りをするんだ。小便まで漏らしやがって」
「プールに放りこんで目を覚まさせよう」

 そう言って、彼らは実際に青木君に水をぶっかけている。暴行は1時間半も続いた。これはやられている方にとっては恐ろしく長い時間である。

 途中で取り巻きの少年の1人が「このままでは死んでしまう」と救急車を呼ぼうとするが、AとBは「そんなことしたらパクられるやろうが」と怒鳴りつけ、青木君を物陰に放り投げて、そのままパチンコに行った。

> このリンチを近隣に住む老人(当時67歳)が2階の窓から見ていたという。しかし、この人物は警察に通報することはしなかった。そのまま買い物に出かけている。