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経済 : リニア開業見据え早期道路網整備を 伊那でシンポジウム

県内の国道153号沿線市町村などでつくる一般国道153号改良規制同盟会は5日、道路シン
ポジウム「地域づくりと地域道路網整備に向けて」を伊那市の県伊那文化会館で開いた。基調講
演とパネルディスカッションを通して、リニア中央新幹線開業を見据えた地域道路網の早期整備
の必要性を確認した。

 講演は国土交通省中部地方整備局道路部長の上坂克巳さんが話した。「リニアの中間駅が飯田
に設けられるのは、この地域にとって千載一遇のチャンス」とした上で、「ただ、周辺駅との競
争で生き残らないと、必要な便数は止まってもらえない。飯田の駅でどれだけ乗降客を拾い上げ
るかが大きな課題となる」と強調。住民や観光客の利便性を高めるため、「各市町村から駅まで
の所要時間を縮めることが大事」と今後の道路整備の視点を説明した。

 地域づくりに役立つ道の一つとして、バイパスの効果を紹介。商圏が拡大するなど生活の利便
性が向上し、交通渋滞の解消や救急医療活動の支援に役立つといった利点を挙げた。またスマー
トインターチェンジ、信号がいらないロータリー型交差点「ラウンドアバウト」などの地域づく
りに及ぼす効果についても解説した。