シャープ、あべのハルカス入居 営業拠点集約へ

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130904-OYO1T00231.htm

 経営再建中のシャープは、高さ300メートルで日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)に入居する方針を固めた。
ハルカスの2014年春の全面開業に合わせ、大阪市内に点在する営業拠点を利便性の高いハルカスに集約し、経営効率化を図る狙いだ。

 シャープは07年頃、ハルカスを建設する近畿日本鉄道から入居を打診され、阿倍野区にある本社の一部機能の移転を検討していた。
その後の経営不振などで見送っていたが、ハルカスはJRや近鉄のターミナル駅のある天王寺・阿倍野地区に立地し、最新のオフィス環境も備えているため、経営再建に伴って再編する営業部門の入居を決めた。

 大阪市内の営業拠点は、グループ会社を含めて複数の場所にあり、再編する拠点や部門などは今後詰める。営業拠点は自社ビルが多く、統合後は売却も検討する。

 ハルカスは今年6月、地下から14階に入る近鉄百貨店新本店が先行開業した。来春にはホテルや美術館などを含めて全面開業する予定で、オフィスフロアは関西電力や奥村組など約8割の入居が内定している。
近鉄は、地元企業のテナント誘致に力を入れており、ハルカスの南約2・5キロ・メートルに本社のあるシャープの入居を強く望んでいた。