■【ビジネスの裏側】淀屋橋、本町地区のビル稼働率、V字回復なぜ? 2012.8.19
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120819/wec12081918000002-n1.htm

地盤沈下がささやかれる大阪・淀屋橋、本町など御堂筋一帯のオフィス市況が一転、息を吹き返し始めている。
淀屋橋・本町地区のオフィス平均空室率は、7月が前年同月比1・31ポイント減と反転上昇。
再開発に沸く梅田と阿倍野の影で、逆風が吹き続けていた御堂筋周辺だが、なぜ需要は回復したのか。大阪のオフィス需要動向を探ってみた。

理由のひとつは、大企業の移転などで空いたビルやビルの一部に、東京に本社を置く中小企業などが支店を設けたり、
タワーマンションが開業したりしているためだ。
空室率を埋めようと、企業規模にこだわらなくなったビル所有者の思惑とも合致し、オフィス需要が増加傾向にある。

また、昨年11月にアジア初のマクラーレンショールームがオープン。
これを受け、今年4月にはフェラーリとベントレーを販売するコーンズが路面店を出店するなど、高級輸入車ショップも軒を連ね始めた。

不動産仲介業のCBREは「梅田とは違って、道が広く均整の取れた御堂筋沿いの街並みが路面店の誘致を加速させている」と指摘。
ブランドイメージを崩さず、旗艦店と位置付けられるスペースを確保できる大阪唯一の地として、ここにきて改めて注目度が高まっているという。

高級ブランドが集まったエリアは、芦屋や宝塚などに住む富裕層のほか、アジアからの観光客でにぎわう。
ブランド購入を目的とする外国人観光客は、百貨店のテナントよりも品ぞろえが充実した路面店での買い物を好む傾向が強く、
「梅田と違う強みを発揮できている」(CBRE)。

少子高齢化が進む中、街が発展していくためには若者や外国人客の取り込みは欠かせない。
御堂筋から一筋東へ入った心斎橋筋商店街は、これらを実践した街づくりでにぎわいを取り戻し始めている。

心斎橋筋商店街振興組合によると、震災直後に前年比1万6千人減の約13万5千人まで落ち込んだ4月の同商店街の入店客数が、
今年は14万5千人と、一昨年の約96%に回復。その原動力となっているのがユニクロやH&Mなどのファストファッションだ。

同商店街では、平成22年8月にユニクロのグローバル旗艦店、同10月にはジーユー、23年11月にはH&M2号店が相次ぎ出店。
人気セレクトショップなども出店し、ジャパニーズファッションを買い求めるアジアを中心とする外国人客も集まる中、
御堂筋沿いとは異なるファッション戦争が繰り広げられている。こうした街の活気は、周辺のビルの稼働率を確実に押し上げている。
http://www.youtube.com/watch?v=A-6nx8cC8Iw&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=Do-Xh_PBQwI&feature=plcp