★ シルバーアクセ ☆
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0856825
04/12/05 20:30:51ID:GQnI1jhbそだな。漏れとおまいの板じゃないからな。
皆さんスマソン。
あれだ、真空についてだが、普通にわかると思って書いてたが曖昧だったか。
吸引鋳造と真空雰囲気中の遠心鋳造だ。
これもピントこないと指摘があったように、もっとわかりやすく書くべきだったな。スマソ
漏れも職人になったのは実は7年前。
それまでは研究開発の傍ら知り合った職人に教わって技術を学んで、年6回程度個展(展示即売)を開いていた程度だ。
漏れももう47だけど、職人!といえるのかは疑問だ。ヲタクと呼んでくれ。
925の素材については、純度を下げれば銀の持つ溶解時の酸素吸収を抑えることができるってわけだけではなくて、
また流れやすいだけでもないです。
925は銀と銅の比率をあらわしているが、この比率だと結晶化(固体化)するときに析出する組織が非常にバランスがいい。
俗に言う「共析」という状態になるのです。
銀と銅は金属間化合物のように組織同士が結合することはないが、互いにバランスよく組織が析出する比率が925だったわけです。
そこから銀の品質保証という形「スターリングシルバー」というものができたわけです。
スターリングさんが決めたからスターリングシルバーな。
他にはブリタニアしるばーやコインシルバーなどがあるが、これはただの通称で組織的に特徴のあるものではないです。
925は熱処理すれば硬くなる性質を持つが、これは290度〜300度で30分以上保持することが必要だ。
このことを時効硬化といいまつ。
いろんなサイトで書いてあるが、温度のことで間違っていたり(受け売りだからだろう)するから注意が必要だ。
そもそも、硬くなるといっても加工硬化したもの以上になるわけでもなくて、へらがけしたほうがよっぽど硬くなる。
「中まで硬くなるほうがいいじゃないか」といわれるが、日本刀を考えてみ?
あれは刃先の1〜2ミリのみ焼きが入っていて、刃先以外は生の鋼
(と言っても鍛造で鍛えられて鍛流線という組織が形成されるため生とはいえ変化しにくい組織になっている)
だべ?
全部焼きが入っていたら人を切る前に折れるね。
理想的なのは内部が靭性のある素材で、要所要所が硬化していること。
それでも反論があるなら、硬さ試験機で測ればいいさ。ビッカース硬さ試験機な。
ショア硬さ試験機でもブリネル硬さ試験機でも、何でもかまわんよ。変換はそちらでしてくれい。
つまり言いたいことは、キャストして熱処理で硬化させているなんて行っているところは、へらがけしたくないからそれっぽい意見を述べているだけじゃないかということ。
それはずるいよな。
硬くなりましたというならば、硬さ試験機で調べてからにしてくれ。
そして耐久テストをしてくれ。
熱処理で硬化させるとネバさが少し低くなるから変形させると破断しやすくなりますよ。
だからへらがけという技法が地味だけど大事になってくるわけです。
おまけで、真空雰囲気中での鋳造だが、これにも面白いことがある。
アルゴンガス雰囲気中でキャストする機械もあるが、漏れのいたところでは窒素を使う。
窒素は酸素よりも重い。それを利用して、一度真空にしたものに窒素を充満して残っていた酸素を上澄み状態にしてから、もう一度真空雰囲気にする。
それから溶解→遠心鋳造→窒素による圧力がけを行ってた。
アルゴンガスも窒素ガスもともに不活性だが、同条件で実験した結果、アルゴンガスの方が地金との親和性が高く、溶けた金属が蒸散気化するときに結合してスが少し出るよう。
一番いいのは、あれだな。宇宙で無重力無空気でやることだなw
溶解時の組織も重力の影響を受けないし、非常に均一に固化する。
ガラス質と同様になるわけだ。アモルファス金属といったほうがいいのか?
理論上はな。
ま、いろいろかいたが、ここにいるヲタクの皆で「それいいね!」「それは違うだろう!」と
盛り上がる良スレになるといいなと思う。
ちなみにあれだ、この中に両国にすんでいるヤシいるだろ(笑)
迷惑かけたが、これからもがんがん突っついてくれ。
皆ガンガレ!
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