あれは中学を卒業。高校に通いだして間もない頃。
中学のときに気になっていた同級生の女の子に告知しようと公園に呼び出した。
久しぶりに会ったその娘は以前よりもかわいく見えた。
二人並んでベンチに座り、あれこれと話をしようとするが緊張してなかなか上手くいかない。
そして最後に
「好きです、付き合ってもらえないですか!?」っと。
…彼女の答えは
「…ごめんなさい」
…自分の中で引っ掛かっていたモヤモヤがスッと消えた。
そのあと、僕はポケットから彼女の似顔絵を描いたプラスチックの飾り(板状のもの)を取り出して彼女に渡した。
いかにも厨房臭いプレゼントで引くんじゃないかと心配だったが、
彼女の口から「ありがとう」との言葉。
そして笑顔。
あのつくっていないホントに喜んでいた笑顔がとても嬉しかった…。
たとえ付き合えなくても…。