あまり知られていないが、神奈川に、ローカルな銘菓として「ありあけのハーバー」がある。

販売効率こそ悪いものの住宅街の小さな商店街にもこまめに店を出していて、
戦後の復興期から地元で親しまれていたものだ。
幼い頃、風邪をひいて医者に行った帰りに、よく母が
「注射がんばったね、きょうはハーバー買って帰ろうか」
とよく店に寄ったものである。

有明製菓は土地投機の失敗により倒産してしまったが、「ハーバー」は根強い人気があり、
強い復活の声に押されて有志により復興している。
もちろんローカルな菓子なので派手な宣伝や大量販売はしていないが、相変わらず地元で親しまれているのである。

名物とはこういうものをいうのではないだろうか。
都民生活とはあまりに乖離した「東京名物」なる謎の商品「東京ばな奈」にはやはり反感を禁じ得ないし、
それを堂々と販売するJRの企業姿勢にも大きな疑問を感じるのだ。


ありあけのハーバー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%82%E3%81%91%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC