さて、今日は「東京ばな奈」について書いてみようと思う。

この商品であるが、東京土産を装ってはいるが、東京人は全くと言っていいほど消費していないし
東京の伝統的特産品でも何でもない。

販売しているのはJR関連施設と駅や交通機関に隣接した建物にほぼ限定されており、明らかに
「捏造された土産」なのである。

駅にあるものだからきっと駅の外でも広く売られている有名な土産物だろう、と人々が考えてしまう、
そこにつけ込んだ悪質な商法なのだ。

東京には名だたる伝統的銘店が多数あるにもかかわらず、駅という施設を独占しているのをいいことに、
それらを一切締め出し、自分らで作った捏造の土産品を売りつけるのはいかがなものかと思う。

そもそも販売店が交通関係に限られているから、一般にはおいそれとは見つからないわけであるが、
それは単に、こんなわけのわからぬものを扱ってくれる店が少ないからである。

ところがそれを逆手にとって「見ぃつけたっ」などというフレーズをつけ、あたかも希少な土産物であるかの如く
装って販売しているのである。

この表現上の胡散臭さこそ役人特有の嫌らしさであって、人を欺くような表現を堂々と用いるところに
鼻持ちならぬ傲慢さが隠されているのだ。

こういう悪徳商法は私鉄各社には全く見られぬものであり、まさに旧国鉄時代から継続する悪の体質そのものと
思量されるのである。