書籍取次大手のトーハンが、
週刊金曜日取材班と古川琢也氏の共著『セブン-イレブンの正体』の配本にストップをかけたことが、師走の出版業界に波紋を呼んだ。

全国約1万2千店のセブン-イレブンを支配し、
トーハンの副会長を兼務する鈴木氏に対する批判は出版業界のタブーとされてきた。
ある大手出版社の役員は「鈴木会長の逆鱗に触れる雑誌を出したらセブンの店先から撤去されるのは目に見えている。
おまけにトーハンに圧力をかけられたら書店に出版物が行き渡らなくなる」と打ち明ける。
夕刊紙の幹部も「(駅売りの)キオスクの売り場が年々狭くなっており、
夕刊紙やスポーツ紙のコンビニ依存度は4割を超えている。セブン批判は一行も書けないよ」と諦め顔だ。