男が湘南の地に来てどれくらいになろう。ある日、男は某市の夏祭りに赴いた。知人の住む街に公営団地があり、夏祭りがあるというのだ。
男はそこで驚愕した。その公営団地は、とても貧しい人々が暮らす団地だと一目見て分かった。下層社会がそこにはあった。
DQN、中古セルシオ、KANI、KAPPA、テキヤ、にわかヤクザ、ヤクザ、南米人、浮浪者、不良少年少女、…ざらついた得体の知れない者達の夜祭り。
男は、その祭客の中に何人ものプ従業員を見たが、いずれも得体の知れないやからに同化していた。
男の前をデブが通り、足元を鼠やゴキブリが行き来した。
男は、職場が危機に直面していることに気付いた。職場にも得体の知れない者が大勢居るし、気を抜けば鼠やゴキブリが足元を埋め尽くすだろう。
改革なくして企業の発展はないと男は思った。