顧問「それにしても参りましたね・・・家を探そうにも手がかりが全くない。
   手当たり次第片っ端から家を見て回って、見つけてもらうしかないですね。
   幸いこの辺りは僕ん家の近所なんで、土地勘はあるんですよ。」

サンタ男「ええ、助かります。でも、家から結構離れちゃいましたよ!?」

顧問「1時間くらい歩いたって言ってましたけど、同じところをグルグル回ってた可能性もありますし、
   実は家から大して離れていないかもしれませんからね。道に迷った時なんてそんなもんですよ。
   少なくとも、僕といればもう迷子にはなりませんから。」

サンタ男「本当にすみませんねえ。いつかこのお礼はたっぷりと・・・」

顧問「後のことは今は置いておきましょう。朝まではまだ時間がありますけど、
   家を見つけるのはかなり難しいですよ。さ、外も寒いですし、早く探しましょう。」

サンタ男「ええ、そうですね。」

はあ。イブの夜に予定が出来たのはいいけど、一緒にいるのがこんな怪しいオサーンじゃ・・・orz
まあ仕方ない。子供に夢を与えるサンタさんになった気分で頑張るとするか。
考えてみれば、俺も子供の頃はプレゼントを楽しみにしていたよなあ。

・・・そうだよ!イブの主役はカップルだけじゃねえ!クリスマスの主役はこの俺だ!
明日の朝、子供が「サンタさん、ありがとう!」って言ってくれた時、俺は大きな誇りを手に入れるんだ!!
それこそ最高のクリスマスプレゼントじゃないか!うぉぉ、燃えてきたぜ・・・!!
カップルが何だ!!貴様らにこの喜びは絶対に味わえまい!!

クリスマスの主役はこの俺だーーーーーーーーーー!!

<続く>