「静かなるカリスマ」:ヘレヴェッヘを語ろう!
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0625563
NGNGところで6月のヘンデル、体調不良というのは口実でなく本当なんでしょうか?
グラジャ(赫雷韋格)の記事では、香港公演のとき高熱が出て大変だったそうですし、
けっこう病気がち。。。ってことないですよね?
日本の音楽メディアというと、昨年来日のときの愛教授の批評、今年の来日パンフ
の濱田滋郎氏の文章など読むにつけ、DGとか商売上の問題以前に、そもそもヘレ
向きの感性をもった批評家がこの国には少ないのかな、とか思ったりします。
♯ある古楽CDガイドの本を眺めていたところ、ヘレヴェッヘ紹介の項に「…死にま
♯つわるような暗くてシリアスな音楽に本領を発揮する」と記してあった。なるべく
♯世人の記憶に残るような言い方をもって表現するには、これはたしかに有効な字句
♯かな、と感心した次第。《受難曲》《死者のためのミサ曲(レクイエム)》といっ
♯た音楽に、デリカシーを込めて奥深い感動を表現するヘレヴェッヘの棒が、たいへ
♯んふさわしいことには、何の異論もない。しかしまた、ヘレヴェッヘを、明るい昂
♯揚感やアポロ的な輝きとは縁のない音楽家だと考えたなら、それはまたたいへんな
♯誤解になろう。 (来日パンフより、濱田滋郎「魂の棒」)
必ずしも間違ったことが書かれているとも思わないけど、「なるべく世人の記憶に残
るような……感心した次第」のあたり、微妙に違和感。明るい昂揚感を聴き逃しちゃ
いけないのは確かだけど、死にまつわる要素は絶対に軽視できないはず。結局この人
よく分かってないんでないか、という不信感をじんわり感じてしまいます。
この文章って結局、ヘレ様の特性を、中和し、無個性化してしまう。
日本の批評家の感性って、どうも現世的・地上的なほうに傾きすぎてる気がしす。
(要するに俗物ばかりなんだ、とまで言ったら叱られますか?)
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