バルトーク
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02/05/05 12:38ID:BJfYBpIY無伴奏ソナタ(テツラフ)とピアノ協奏曲第3番(コチシュ)を聴いてきたので感想を書きます。
テツラフの演奏は作品を自家薬籠中のものにしている感じ。要所要所がビシビシ決まっていた。
中でも白眉は第3楽章「メロディア」。冒頭で主題に倍音が応答する部分などほとんど
聴こえないほどの弱音で奏いていてゾクゾクした。この楽章は多分どこで弱音器を使うかが
演奏者に委ねられているのだと思うが 後半で主題が回帰する部分から最後までをテツラフは
コン・ソルディーノでやる。そうすると第4楽章の前半と連続しているように感じられ
第4楽章後半の明朗な主題が出てきた時にいっそう晴れ晴れとした気分になる。
喩えて言うと 暗い森の中の迷路をさまよった後に陽のあたる草原に出たような。
この曲を聴いていて思ったのは やはり以前の作品の回想が端々に出てくるということ。
第4楽章の前半は弦楽四重奏曲第2番第2楽章後半とか第4番第2楽章とつながっている。
第2楽章「フーガ」には強烈なピチカートやポルタメントが用いられるが これは弦四第3・4番を思わせる。
テツラフは大変受けていました。ブラヴォーは飛ぶしスタンディングオヴェーションも出ていた。
後半2曲(クルターグ・モーツァルト)で共演したペレーニは表現の幅の広い奏者だと思った。
朗々とした低音が印象的。ステージマナーがユーモラスで結構笑いをとっていました(w
モーツァルト(ディヴェルティメント)は残念ながら中途半端でしたね。
遊びとか軽妙さに欠けていた。先鋭でもなし。テツラフがちょっと真面目すぎるのかな。
コチシュの演奏は速めのテンポで筋肉質な印象。普段聴いているアンダのCDとはまったく違って
聴こえる。もう少しメローな方が私の好みに合うんだけど・・・第3楽章などリストを聴いている
ようなヴィルトゥオーゾ演奏。でもまあよかったです。伴奏はオラモ・サカリ/バーミンガム市響。
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