バルトーク
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0748風船ハァハァ
02/03/25 13:36ID:pMwk.D2g話がそれてしまいましたが、最近話題にのぼっている2台のピアノですが、これまた誰も知っているアルゲリッチ=コヴァセヴィッチ盤について。
いったいアルゲリッチってソロだと走りすぎてしまう嫌いがあるのですが、室内楽だと俄然輝きますね。あれだけ弾けるんだからもう、ソロじゃ物足りないんでしょう。
のちに2台のピアノは彼女の重要なレパートリーになって、フレイレとも確か協奏曲を含めて2〜3回録音してるんじゃないでしょうか。
それはともかく、当時のアルゲリッチにしてみれば珍しいこの選曲。一見何のつながりもない、バルトーク、モーツァルト、ドビュッシーを組み合わせて、見事成功している。
まるで3曲まとめた全体が、一つのソナタであるような…
とくにバルトークの3楽章の終わり、どったんばったん粉々になって白煙たなびく廃墟、最後にピアノが奏でる明快な和音の向こう側から聴こえてくる、モーツァルトのかつてない清澄な旋律。
いわば音楽史の逆転なんだけど、この流れに無理がないことが、企画の勝利を物語ります。
3楽章自体が、バルトーク特有のユーモアあふれる楽しい楽章だしね。(一体誰が「現代音楽」を深刻なものにしてしまったんだ!)
バッハに始まり、一直線に最後へ向かっていく音楽史なんてのは意味がない。一度その縦糸を断ち切って、もう一度音楽そのものを捉えなおそうとする態度が、この選曲に現れているし、それこそが、バルトークの態度そのものではないかと思うのです。
シゲティとバルトークのライブプログラムもそんな感じでした。つながりがないどころか、相反さえしているようなドビュッシーとベートーヴェンを組み合わせて、そこに自分の曲をおいている。う〜ん。大胆。
しかしなぜこのCD廃盤になっちゃったんでしょう。本当に伝説のCDになってしまいました。
復活求ム!
また長くなっちゃった…それではこの辺で。
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