ヴァイオリン協奏曲(1938年)は本当に凄い曲だ。
シンメトリー/アーチ構造で言えば
第1楽章(ソナタ形式)
 ↓
第2楽章(変奏曲:主題の提示→6つの変奏←主題の回帰)
 ↑
第3楽章(ソナタ形式:第1楽章の変奏)
と完成形に達している。ソナタ形式の内部が変奏原理によるのは言うまでもない。
つまり曲全体が対称性と変奏で構成されているわけ。こんな協奏曲が他にあるか?
極端に言えばヨーロッパ音楽の本質は「変奏」だからバルトークはここで
ヨーロッパ音楽の集大成を行なっているとも言える。

もちろんヴィルトゥオーゾ・コンチェルトとしての聴かせどころも満載だ。
第1楽章では12音音列のパロディとか4分音てな変なこともやっている。
オーケストレーションは極度に繊細に作られている。
(第1楽章のハープと第2楽章のティンパニー萌え〜)
だけど漏れ生では一度しか聴いてない。鬱田氏脳…