漏れの聴いたアバド/BPOの生演奏会は7回。「今度こそは」と
期待していたが、どれも手放しで素晴らしいといえるものは
なかった。
その内2つは、これまで聴いた演奏会でも最悪の部類に入るかも。
ベートーヴェンはもう聴くのは無駄、とでもいうしかない。集中
力以前の問題。
まあ、よかったと思えるのは、先日のヴェルレクくらい。ただ、
あれも「緻密」さで売る演奏ではないと思う。
「パルジファル」にしても、スコアをすべて音にした透明な演奏、
という意味では緻密なんだけど、それが必ずしも最高の感動を生
むわけではないのが、音楽の面白いところだね。まあ、パルジフ
ァルはヴァーグナー作品の中では合っているほうだと思うけど。
やっぱりアバドには、1.5流のオケを鍛えつつ、得意分野に集中
して演奏していたほうがよかったように思う。スカラ座でがんば
りつつ、ロンドン響や若手オケとのコンサートをやるとかね。