>>330 >>331 のついでにフィガロとドン・ジョヴァンニの印象も。
アバドのモツのオペラは、やはり評価分かれる気がする。
どちらの作品も、使い古しの言葉であえて言えば室内楽的、といえるん
じゃあないかな。音楽がガラスのボックスの中に封じ込められている
印象があるよ。なにかそれを突き抜けたものがあってもいい。ウィーン
のオペラでアバドが日本でも95年に指揮したフィガロよりも、来日中の
バイエルンのオペラでフィガロを指揮したメータのほうが、柄の大きな
演奏をしている。もちろんメータには注文もいろいろあるけどね。
ドン・ジョヴァンニのアバド盤もフィガロに似た印象。優秀かもしれな
いが、あのオペラの性格考えると、もっと突っ込みがあってもいい。
でも、フィガロもドン・ジョヴァンニも、ボクとしてはアバドの指揮
自体に悪い印象はない。作品が作品なだけに、欲求も大きくなるのも
いたしかたないけどね。


来日中のバイエルン
のオペラでフィガロを指揮したメータのほうが、そういう点では大きさが
あると思う