私は今回の7番4楽章は舞踏というよりセックス描写だと思った。
最初の方が異様にゆっくりでどんどん加速して最後は悦楽としか言いようがないほどの
速度だった。
私は7番のあまりに直接的な快楽より4番のデリケートさを含んだ感じの演奏の方が
印象にのこった。あとアンコールのフォーレのパヴァーヌも繊細すぎるフレージングにドキドキ
した。全体的にウィーンフィルならではの細部の陰影があったし、ラトルの解釈も斬新な中に優雅さを
漂わせていた。「過激なのに色っぽい」これがこのコンビの醍醐味だと思う。
あと関係ないけど、この日(21日)は休憩時間にロビーの上に宇野コーホーが知り合いと
なにやら語っていた。見た感じ休憩の前に演奏された4番を褒めていたような感じだった。