JAZZというのはある種究極の音楽だといえる
哲学者や思想家が「音楽」による表現を特別なものとして
賛美する、魔術的な効果、もっともダイレクトな感情の発露と
いう意味で、JAZZというジャンルは超急速に頂点を極め、崩壊した。

いわゆるクラシックは死んでいる。
自分がファンであることを差し引いても、誰もが美しいと感じるだろう
旋律、リズム、音色、、
しかし大衆に見放され、演歌以上にレトロとされてしまう現代の
クラシック音楽に将来はないだろう。

誰もが認める音楽界の2大ジャンルが瀕死であり、誰もが耳を
ふさぎたくなるようなノイズや音痴の歌う歌がますます大衆に支持
されていく。

音楽もその他の表現も、それ自身の絶対的価値で永遠を得ることは
できない。存在意義と共感の変遷こそ、表現としての価値そのもの。
音楽においても、今現在 多数が欲している作品は常に正しく美しい。

私はやはりバッハを敬い、ドビュッシーに酔い、エヴァンスやBYRDを
こよなく愛するけれども、直接的なメッセージをもたない、これらの
純粋な音楽体験を正当化しようとは思わない。
どちらも甘んじて懐古趣味の謗りを引き受けよう。