ちょっと体調が悪く、前半は殆ど夢の中だったのですが・・・
 シューベルト。予想しなかった大きな編成。第1ヴァイオリンプルト6(たしか)。しかし力ずくにならずふわっとした響きで魅了した。特に第2楽章の清楚な歌。ここで不覚にも眠りにおちいった。キモチヨクテ・・・
 音楽監督はなにかしら変わりつつあるのでは?以前とあきらかに響きが違う。
 モーツァルト。ピアノの美しさを強調するいつもの演奏。編成を絞り、室内楽のように奏でられる。夢のなかで気がついたのだが、互いに聞きあって音楽を作っていくということもモーツァルトシリーズの一つのテーマだったのか。
 だとすれば、最後の今回、その最高の成果といえよう。集中力が途切れず一つのむだもないモーツァルトのスコアを丁寧に表出した。
 が、この曲ともなるとさらに日常を乗り越えたなにかが聴きたい。たとえば、第一楽章序奏で第一ヴァイオリンが下降音型を弾くところ、単に音を並べるのではなく奈落に引きずり込まれるような恐ろしさが欲しい。
 好みでいえば、ピアノの美を強調するのであれば、オーケストラはむしろアクセントをきつめにしたい。
 木管は相変わらず美しい。第二楽章でのファゴットの進行にはぞくっときた。
 さて、ストラビンスキー。この曲がトリでは。と心配した人も多かろう。鳳ケースケだったらどうしようと思ったがなんと横山やっさんクラスだった。
 お得意のややこしい変拍子をらくらくとこなす上にその中で豊かな歌がある。完璧!!であった。


…どうなんだこの人の耳。