当時の教会関係者やライプツィヒの当局者がバッハの音楽的真価を理解していたか
どうかは、歌詞とはまったく別のテーマであり、問題のすりかえ。

宗教や市政の当局者は、その日の礼拝のテーマに沿った歌詞を作曲者に提供し、
毎週説教と音楽を提供するのが職務だった。一方、バッハはその詞に沿った
音楽を提供するのが職務だった。
当時は歌詞の内容の方が音楽より重要視されていたのは確かだが、それと
当局者の音楽的理解や共感とは、また別のテーマとして議論されるべき問題だ
(さらにいえば、トーマス学校の校長だったゲスナーなど、バッハを激賞する
文章を残しているよ)。