1999年02月21日:遊びそこなう
 ニフのFCLAで、「レコ芸(レコード芸術誌)」が、正規の発売日前に買えなかった、と、
怒っている人がいる。
 これまでは、渋谷のタワーレコードで、前日(または数日前)に売られていたのに、出
版社(または取り次ぎ)のお達しにより、フライング販売が自粛された由。
 ま、どうでもいいことである。
 私も、学生時代には、アスキー誌を発売日前に買うために、わざわざ電車で一時間か
けて、秋葉原まで出かけたものだったが..全く何の意味もない(少なくとも、電車賃には
絶対見合わない)愚劣な行為である、と、はっきりと自覚していた。
 しかし、この件に関するコメントチェーンを読んでいて、「何の意味もない」わけではない
ことに、気がついた。CDやLPやチケット等、なんでもいいが、限定発売などで「早い者勝
ち」になる物件の場合、一日でも早く情報を入手すれば、それだけ有利になるのである。
そうか。この歳になるまで、そんなことには気がつかなかった。[;^J^] 迂闊だったな〜。
(その手の買い物(というか情報)を、雑誌に求めていなかったからであるが。)
 なんにせよ、出版社(または取り次ぎ)が、ルールどおりの発売日程を、書店やCD屋に
要求するのは、当然のことである。
 しかしわからんのは、上記の怒っている人である。「日本人の横並び意識」だの「消費者
の視点の欠如」だの、猿でも貼り付けられる空疎で型どおりな文字列を並べるだけで、こ
の「ルールどおりの発売日の遵守」によって、自分がどんな被害を受けたか、説明できな
いのである。逆に、上述した「人より早く情報を得ることによる利益」など得たことは無い、
と言っている。
 「僕が“得”できなくなったじゃないか。タワー・レコード(などの早売り店)で買えないの
で“得”できないので不公平だ、と不平をもらす連中は、東京に引っ越しゃいいんだ!」、と
いう主張なら、筋はとおっているんだけどねぇ。
 ほとんど罠かと思えるほどに、支離滅裂で論理の穴だらけの、美味しい書き込みである。
こんなに忙しくなければ、玩具にして遊んであげられるのに..残念。