バーンステインの若い頃、自宅でトスカニーニの指揮するベルリオーズの
「ロメオとジュリエット」を聴いたところ
ふと疑問に思う演奏個所があったため、そのことを聞くためにトスカニーニの自宅に訪問したが
留守だったため手紙で連絡するということで帰宅した
ところが帰宅してレコードをよく見るとそれはミュンシュの指揮したものだった
慌てたバーンステインは勘違いしたお詫びの手紙を書き、それをポストに出そうとしたとき
トスカニーニから返事が届いた    恐る恐るその手紙を見ると
「君の指摘を受けてレコードを聴き直してみたが、私の解釈は間違っていないと思う
しかし、それが万全なものであるともかぎらないはずだ、貴重な忠告をありがとう」と綴られていた